工房GIIKO 悠々自適石コラージュ

石に描いた絵を記録しておきたいと思い立ちブログを始める。ほっこり楽しい作品制作が目標。

作品NO:191【ススキ】

材料の石っこが、段々なくなってきたので、今回も単品で製作してみました。

秋から初冬にかけて、道路端で見られる「ススキ」をモチーフに描いてみました。



赤色を背景に、ススキより白色が目立つような気がします。



ススキは、イネ科の植物で「尾花(おばな)」ともいい、秋の七草のひとつになっています。また、「茅(かや)」とも呼ばれ、広く野原に生息する多年生の草本でもあります。



 

シマエナガも一緒に・・・・



高さは1mから2mで、地下にはしっかりとした地下茎が生えており、葉は細長く多数の葉を付けているのでお分かりでしょう。




白黒のツートンで・・・・

  

とりわけ日当たりの良い山野に生息しており、日本以外には朝鮮半島、中国、台湾に分布しているほか、北米では「侵略的外来種」として猛威を振るっているといいます。

かつては「茅(かや)」と呼ばれ、農家では茅葺(かやぶき)屋根の材料として用いたり、家畜の餌として利用されていたようです。




石の大きさが分ります。



名称の由来としては、ススキの「スス」は「スクスクと真っすぐ育つ」という様子を現わし、ススキの「キ」は、「茎」や「草」という意味を含んでいるといいます。植えっぱなしにしても、どんどん立派に成長していくため「ススキ」と名付けられたという説もあるようです。









ススキの別名「尾花(おばな)」は、ススキの穂が動物の尾に似ていることから由来しているとか・・・・。

ちなみに、花言葉は「活力」「勢い」「生命力」だそうです。まさに体現しているような気がします。