同じような形、大きさの石っこを集めて制作。
人間の喜怒哀楽を表現して、顔:20面を描いてみた。
笑っている顔、怒っている顔、怖がっている顔・・・・・・。
集中して描いていると、なぜか自分も同じような心理状態になり、同じ顔つきになっているような気がする。
よく能面を作る「能面師」は、シカミなど心を入れ込んで面を彫り込むと言います。
さすがに、自分の作品に、そこまで没頭することはないのですが・・・・描いていて、何となく自分の顔が、作品に近い顔になってるような錯覚を覚えます。
20面が揃うと、人間の喜怒哀楽を具現化している「標本面」みたいに見えます。
昔、漫画本に掲載されていた『怪人20面相』も、20面もの顔を持っていたのでしょうか?
今となれば、『怪人20面相』を存じ上げている人も少なくなったことでしょう。