寅年に入って、もう1ケ月が過ぎ去ろうとしています。
今年は昨年に比べて、何だか積雪量が多いように思われます。
夜は降っていないものの、翌起きてみると数十センチ積もっている時も数回ありました。
そうしたことから、今回は「雪の結晶」をモチーフにして制作してみました。
実際の雪の結晶は、1つとして同じ形はなく、大きく分類すれば8種類あり、柱状や板状、雲粒状のものなどがあるようです。
一般的には、6本の枝の形をした樹枝状の結晶が多く、氷点下15℃の中で成長するものが多いようです。
雪の結晶は、六角形が特徴で、五角形や八角形のものはないといいます。
雲の中にある水の分子は、氷になるとき、六角柱の形でくっつきやすく、中心に近い方から成長していくため、基本的には外に行くほど短くなるといいます。
最終的に、地上に落下してくる時には、先端が融けたり蒸発してしまうため、実際は丸くなっていることが多いようです。
大きい雪の結晶だと、肉眼で観察できます。
空から舞い降りてくる雪を素手で受け止めると、直ぐに融けてしまいますが、手袋やコートの表地で受け止めるとわずかな時間ですが「雪の結晶」を観ることができます。
とりわけ東北地方の人達にとって、スキー場など娯楽的視点以外は、これ以上雪が降らないでほしいのですが、心に余裕があれば「雪の結晶」と会話をしてみるのも良いと思います。
「雪は天から贈られた手紙」と言われる所以だから・・・・・。