工房GIIKO 悠々自適石コラージュ

石に描いた絵を記録しておきたいと思い立ちブログを始める。ほっこり楽しい作品制作が目標。

作品NO:132【雪の結晶】

寅年に入って、もう1ケ月が過ぎ去ろうとしています。

今年は昨年に比べて、何だか積雪量が多いように思われます。

夜は降っていないものの、翌起きてみると数十センチ積もっている時も数回ありました。

そうしたことから、今回は「雪の結晶」をモチーフにして制作してみました。




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雪の結晶団子みたいです



実際の雪の結晶は、1つとして同じ形はなく、大きく分類すれば8種類あり、柱状や板状、雲粒状のものなどがあるようです。

一般的には、6本の枝の形をした樹枝状の結晶が多く、氷点下15℃の中で成長するものが多いようです。




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白の結晶は赤地に生えます




雪の結晶は、六角形が特徴で、五角形や八角形のものはないといいます。

雲の中にある水の分子は、氷になるとき、六角柱の形でくっつきやすく、中心に近い方から成長していくため、基本的には外に行くほど短くなるといいます。

最終的に、地上に落下してくる時には、先端が融けたり蒸発してしまうため、実際は丸くなっていることが多いようです。



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描くとすれば八角形くらいが描きやすいかも・・・



大きい雪の結晶だと、肉眼で観察できます。

空から舞い降りてくる雪を素手で受け止めると、直ぐに融けてしまいますが、手袋やコートの表地で受け止めるとわずかな時間ですが「雪の結晶」を観ることができます。

とりわけ東北地方の人達にとって、スキー場など娯楽的視点以外は、これ以上雪が降らないでほしいのですが、心に余裕があれば「雪の結晶」と会話をしてみるのも良いと思います。

「雪は天から贈られた手紙」と言われる所以だから・・・・・。