段々、暑さが増してきた今日この頃です。
夏ということもあって、クジラさんを製作してみました。
ご存知のとおり、クジラは地球上で最大の哺乳類です。生物種としても最大級の生物と言えるでしょう。
日本海でよく見られるイルカも、クジラの仲間だといいます。
クジラはイルカやマッコウクジラのように顎に歯を持ち、魚類やイカなどを捕獲する「ハクジラ」と呼ばれるものと、シロナガスクジラのように歯がなく、上顎から伸びる「ひげ板」を使ってプランクトンや小魚を捕獲する「ヒゲクジラ」と呼ばれるものに分類されるといいます。
中でもハクジラは、優れた潜水能力を持ち、2000mを超える深海にまで到達することができるようです。
クジラは、周囲の状況を知るために、音の信号を使うことで知られています。
ハクジラは超音波を発することができ、その反響によって周辺の環境を認識する「エコーロケーション」能力を持ち、獲物や仲間の位置、地形などを認識しているようです。そのため、真っ暗な夜でも餌を捕獲できるといいます。
一方、ヒゲクジラは、超音波を発することはできないのですが、低周波音を発して、その反響から地形などを認識しているようです。
水中の生物は、視覚から得る情報のみでなく、音を使ってより遠くの位置の情報を得ることができ、特にイルカの場合は、2.5㎞遠方の情報を得ることができるといいます。
地球上のあらゆる生物は、それぞれ環境に応じた適合能力を兼ね備えながら生きているのが分かりますね・・・・・! 素晴らしいことです。