第３作目は、「スターウォーズ」を通しての〝反戦〟である。
スターウォーズに出てくる「ストームトルーパー」が、タイトル文字を赤いペンキで修正し〝戦争反対〟を訴えている。
今回は、人物の背景も着色してみた。
背景を着色すると人物像が浮き出て、安定感が増したような気がする。
更には、人物の黒い影部分の濃淡を付けてみた。
元原稿の作成と構成に、ちょっと時間を要した。
着色数が多いと、その分切り抜き枚数も増えるし、切り抜き部分も複雑になる。
異なる絵の具を塗り分ける場合、切り抜き箇所が近いと重なってしまう危険性がある。
到底足元に及ばないものの「東海道五十三次」の木版画の技術力に、今更ながら敬服する。
ステンシル アートの三作目なので、額の色も明るい縁を選んでみた。
絵柄の着色数が一番多いこともあり、明るい額にしたら作品が際立って良かったと思う！！！
何故なら、額の色が濃い(強い）と作品自体が目立たなく（弱く）なってしまうからである。
額装する場合、額の色や形、デザインなどによって作品の出来具合が大きく左右されることが、今回勉強になった気がする。
