工房GIIKO 悠々自適石コラージュ

石に描いた絵を記録しておきたいと思い立ちブログを始める。ほっこり楽しい作品制作が目標。

作品NO:56【お雛様:その1】

もうすぐ、3月。ひな祭りである。

ひな祭りは、女の子の健やかな成長を祈る節句の年中行事である。

いわゆる「桃の節句」と呼ばれ、雛人形に桜や橘、桃の花などの木々の飾りやひなあられ、菱餅などを供えハマグリやちらし寿司などの飲食を楽しむ節句祭りだと言う。


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お内裏様とお雛様


ひな祭りに、雛人形を飾るのは、平安時代の頃、紙で作った人形を川へ流す「流し雛」の風習があり、女の子に穢れを移して厄災を身代わりに引き受けて貰うためだったという。


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ちょっと背景を変えて!


一方、「雛人形は、早く片付けた方が良い」・・・と言われますが、厄災の身代わりになった人形のために、いつまでも置いておくのはよくないので早く片付けた方がよいという考えもあれば、雛人形の婚礼の様子を「結婚の象徴」と考え、早く片付けることで「嫁に早く行く」という考えもあるようである。


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額に入れたら、窮屈そうでした!


我家にも、お内裏様とお雛様だけの雛人形があるが、娘が県外に出てからはお目にかかることはなくなった。
男の子の節句同様、子供達が家から巣立っていくと「年中行事」に触れる機会が無くなり、何となく寂しい想いがする。


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背景が変われば、違ったイメージ⁈