新年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
昨年、丑(ウシ)年にちなんで3頭の牛さん達を制作しましたが、今年も干支の寅年にちなんで、石で数頭の虎さん達を制作してみました。
今回は、その第2弾です。
NO:128で、今年は「壬寅(みずのえとら)」歳であると紹介していましたが、「壬(みずのえ)」という字は、人偏と組み合わせると「任命」・「任用」等の「になう」という意味になり、女偏と組み合わせると「懐妊」・「妊娠」等の「はらむ」という意味になるほか、「へつらう」という意味にもなるといいます。漢字の成り立ちを調べると、それなりの意味や理由があって表記されているのが分かりますね。
また、寅(虎)という字に、(さんずい)をつけると「演」になります。「演」には「水が長く伸びる。川の水が地面に染み込みながら遠くへ流れていく」などの意味があるといいます。
こうしたことから、2022年「壬寅」歳は、今までの常識が覆され、時代にあった新しい常識が模索され始める1年になると言われているようです。
今世の「コロナ禍」を反映した、リモート会議やオンライン授業、AI診療、スマホ等による予約・申込手続き、ドローンなどによる無人配達など、人との『無接触化』という常識が、その良い事例と言えるのではないでしょうか。
最後に、少し額が立派過ぎるとの声もありますが、この額以外に手ごろなサイズの額がなかったので、この額を選びました。
逆に、虎さん自身は、『箔が付いて、立派に見える』と喜んでいることでしょう。(笑)