今回は、鉢植えのポインセチアの生育状況をアップしてみました。
皆さんご存知のとおり、茎の上部が赤いポインセチアは、クリスマスに飾る花として親しまれている花です。
一般的に、今のクリスマスの頃に飾られることが多いことから、寒さに強い植物として思われがちですが、案外寒さに弱く、少し寒かったりすると葉っぱが枯れ落ちていることが多く見受けられました。
もともとポインセチアは、メキシコ西部を原産とするトウダイグサ科の常緑性低木というもので、寒さに弱いため、通年室内で育てられているようです。
専門的には、葉っぱの色が赤や黄色、白などがあるようですが、日光に当たる時間が短くなってから花芽を付け、葉っぱを赤く変色させる「短日植物」と言うそうです。
そのため、意図的に日光に当たる時間を調節しないと色が付かないといいます。
ちょうど、昨年はそのまま室内に置いても全く色が付かなかったので、今年は気合を入れて、手造りの段ボール箱を製作して、9月頃から約4か月間、日中は日当たりの良い場所に置いて、夕方から翌朝に掛けては段ボールで覆い、暗くして置きました。
その甲斐あってか、11月には花芽が付いて、徐々に葉っぱが色づいて開花したときの感動はひとしおでした。
今では、良くお店で販売されているのに劣らないくらい、立派な「ポインセチア」なりました。うれしいものです。
ペットや野菜などと同様、まめに手を掛けて世話をしてあげれば、ちゃんと答えてくれるものですね。