このストーンアートを始めて間もない頃、アニメーション映画「ファインディング・ニモ」のニモを制作。
改めて、当時の作品を見ると、石自体に描き慣れていないのがつくづく分かる。
そういった意味も含めて、今回「ニモ Ⅱ」として制作してみた。
「ニモ」については、デビュー当時、スズメダイ科の小型魚で鮮やかなオレンジ色の体色をした「カクレクマノミ」と言われていたらしい。
最大7㎝ほどの海水魚で、イソギンチャクに住む魚種である。
主に、熱帯のサンゴ礁に生息し、日本近海では奄美大島以南に生息しているという。
しかし、この分類は間違いだという。
正式には、「クラウンアネモネフィッシュ」という魚種らしい。
「クラウン」とは、英語表記で『Clown』と書くが、意味は「道化師」や「ピエロ」という意味である。
生息地は、ニューギニア北東からオーストラリア北東沿岸部に生息し、サンゴ礁で有名なグレートバリアリーフで多く見られるという。
「カクレクマノミ」も「クラウンアネモネフィッシュ」も、見た目は全く違わないと言います。
英語であれば、当初言われていたカクレクマノミは「Clownfish」と言い、クラウンアネモネフィッシュは「Orange Clownfish」と言えば違いが分かるかもしれません。